茨城県大子町を流れる久慈川の支流で、三大瀑布と言われる袋田の滝に行ってきました!
袋田の滝の基本情報
- 名称:袋田の滝(ふくろだのたき)
- 住所:茨城県久慈郡大子町袋3-19
- 入場料:袋田の滝トンネル利用料500円
- タイプ:自然観光
電車・バス
JR「袋田駅」からバス約10分「滝本」下車徒歩約10分
JR「常陸大子駅」からバス約15分「滝本」下車徒歩約10分
電車・タクシー
JR「袋田駅」から約10分
車
那珂ICから1時間
駐車場
町営第一駐車場(無料)/町営第二駐車場(無料)
民間駐車場(有料)
無料駐車場だと結構歩くので、お店がある方まで車で進み有料駐車場へ停めました!
袋田の滝に行ったときの情報
- 時期:2025年8月下旬
- 天気:晴れのち曇り/気温:26~36℃
- 移動手段:車
- 滞在時間:約1時間30分
- 費用:1600円前後→500円(袋田の滝トンネル利用料)+500円(駐車場代)+600円(鮎の塩焼き代)
日帰りで滝&川遊びをしました!この時のプランはこちら↓↓
記事を書いたらリンクを貼ります。
今回私が行ったのは、夏の暑い時期でした。駐車場を案内してくれていたおじさんに「雨が少なくて、滝の水量が少ないんだよ~」と教えてもらいました。
滝を見に行ったら本当に少なくてビックリしました笑
もし、地球温暖化がもっと進んで、気候変動でこの自然を楽しめなくなってしまったら…と考えちゃいました。たまたまなだけだったら良いのですが。
袋田の滝とは?
袋田の滝は、茨城県大子町を流れる久慈川の支流・滝川にかかる高さ約120m、幅約73mの大瀑布です。その迫力と美しさから、三大瀑布(那智の滝・華厳の滝とともに日本三名瀑とも呼ばれる)に数えられています!
最大の特徴は、「四度の滝(よどのたき)」とも呼ばれるように、四段に流れ落ちる独特な姿!季節ごとに異なる表情を見せていて、春は新緑、夏は水量豊かな涼やかさ、秋は紅葉の中に映える白い水の筋、そして冬には全面が凍結して氷瀑となり、アイスクライミングが行われることもあるそうです。
季節によって何度でも訪れたくなる、まさに「四季の絶景」を楽しめる滝ですね。
袋田の滝のおすすめポイント
到着してすぐに楽しめる自然に溶け込む景観
駐車場から袋田の滝へ向かう前にまず目に入るのが、袋田の滝から続く久慈川と商店街?です!川は、とても透明度が高く、遠目からでも魚が泳いでいる姿が見えました。



また、袋田の滝手前には、お土産屋さんや特産品が楽しめる食事処が連なっています。すぐに鮎や軍鶏を食べたい気持ちになりましたが、ひとまず滝に行ってからと我慢しました!
周辺の景観も、自然に馴染むようで歩いているだけでも楽しかったです。
青色の袋田の滝トンネル
駐車場から歩いて向かうと、まず現れるのが「袋田の滝トンネル」。



入場料500円を払って入ると、ひんやりとした空気とともに、幻想的な青色のライトに包まれた通路が続いています。トンネル内にはエレベーターもあり、バリアフリー対応されていました。






観瀑台へ進む道としてだけでなく、トンネルの途中には、ちょっとしたフォトスポットやお不動様があったり、ちょっとした探検気分で楽しめます。
猛暑の日でしたが、涼しげな雰囲気もあいまって、特に涼しく感じられました。冷房なしなんですよね?自然の力でこんなに涼しいなんて凄いですよね!
滝を見るスポットは3箇所
トンネルを進んでいくと、複数の観瀑台が用意されていて、それぞれ異なる角度から袋田の滝を見られます。
間近で滝を望める第一観瀑台
最初に現れる「第一観瀑台」は、滝の真下に位置し、普段は手すりまで水しぶきがかかるほどの迫力。滝の迫力を間近で楽しめるだけでなく、座って楽しめるよう、長椅子が設置されています。



ただ、残念ながら、私が行った時は残念ながら水不足でちょろちょろでした。

かなり昔に行った時は、水しぶきが凄かった記憶があります!
全体を見渡せる第二観瀑台
次の「第二観瀑台」は、エレベーターで上がった先にあり、滝全体を正面から一望できます。袋田の滝の第二観瀑台は、2008年(平成20年)4月に新しく整備されたそうです。




エレベーターを降りてすぐの広場やさらに階段を上った観瀑台からでも、袋田の滝の四段すべての流れが視界に収まるので、滝のスケール感を一番実感できるのがこのスポットでした。
吊り橋手前で自然の写真が撮れる見晴らし台
さらに、トンネルを抜けて吊り橋の手前にも小さめな見晴らし台がありました。滝つぼに一番近く、下から見上げる滝と周囲の渓谷の緑をセットで撮影できます。

季節によっては紅葉や新緑に包まれた滝の姿が見られ、どのポイントからでも楽しめます。
袋田の滝吊り橋
トンネルを出て、袋田の滝の下流側へ少し歩くと、袋田の滝吊り橋が現れます。久慈川にかかるこの吊り橋は、ゆらゆらと揺れながら谷を渡るスリルと、滝を少し離れた位置から眺める絶景が魅力。
橋の上からは滝の全景だけでなく、周囲を流れる久慈川や緑深い渓谷も見渡せます。







橋の先は、舗装された歩きやすい山沿いの道になっています。私が行ったのは夏だったので、青々とした紅葉がありました。きっと紅葉の時期は、真っ赤な景色が楽しめるんでしょうね!
特産品が楽しめる食事処とお土産やさん
袋田の滝周辺は、観光地らしくグルメも充実しています。駐車場から滝へ向かう道沿いには、鮎の塩焼きや軍鶏料理を提供するお店、こんにゃくや地元の漬物などのお土産屋さんが並んでいました。
特に印象的だったのは、やっぱり炭火でじっくり焼かれた鮎の塩焼き!また、奥久慈しゃもも有名で、親子丼や串焼きなど、地鶏ならではの歯ごたえと旨みを味わえる料理がいろいろ。時間があるなら、ゆっくり食事処に立ち寄ってみるのもおすすめです。
私が立ち寄ったのは、吊り橋の先にある道を進んだ「瀧見茶屋」さんです。暑かったので、冷房が効いててありがたかった〜!





いただいたのは、子持ち鮎と心太です。
お父さんに「鮎は、挿している串以外全部食べられるから頭から食べてね」と教えてもらい、言われたまま食べました。やわらかくて本当に頭も骨も美味しく食べられてビックリしました!
袋田の滝は、紅葉や氷瀑も楽しめるので、別のシーズンにまた行きたいです!