千葉県をドライブ「鋸山って行ったことないよねー」と話していてふらっと立ち寄ってしまいましたが、しっかりハイキングでした!笑
計画して行ったわけではないので途中で、力尽きて全ては巡れませんでした。行ったのは、かなり昔でしたがまた行けるなら、しっかりと気持ちと荷物を準備をしてもう一度巡りたいです。
鋸山の基本情報
- 名称:鋸山(のこぎりやま)
- 住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山
- URL(日本寺):https://www.nihonji.jp/
- URL(ロープウェー):https://www.mt-nokogiri.co.jp/
- タイプ:自然観光
アクセスは、鋸山をどう巡るかにより変わります。
ロープウェーに乗りたい方は、電車なら「JR内房線 浜金谷駅下車し徒歩約8分」車なら「富津・金谷ICから約5分」です。
駐車場に車をとめてハイキングするなら「山頂駐車場」に車をとめます。各名所近くに駐車場もあるので、車で移動しながらでも巡れるみたいです。
鋸山とは
千葉県富津市と鋸南町の境にそびえる標高329メートルの「鋸山(のこぎりやま)」。その名の通り、峰から峰へと続く山の尾根がギザギザと鋸の刃のようになっているのが特徴です。
鋸山は、良質な石材の産地として知られ、今もかつての石切り場跡の絶壁が山肌に残っています。登山やロープウェー、車道からアクセスでき、東京湾を見渡す絶景スポットとして人気の観光地です!
日本寺(にほんじ)とは
日本寺は、鋸山の南側一帯に広がる真言宗の古いお寺で、奈良時代の西暦725年、聖武天皇の勅願により、薬師如来の示す地として辿り着いた霊山の鋸山に、僧の行基が開いたと伝えられ、山全体が境内として整備されたそうです。
江戸時代には房州最大の寺院として栄え、参詣道が整備され、庶民の信仰を集める場所となりました。石段道や山道を歩きながら数々の仏像を巡れるのが特徴です。「鋸山=日本寺」というイメージを持たれる方も多いですが、鋸山の山全体が日本寺の境内ということらしいです。
鋸山に行ったときの情報
- 時期:2013年6月(土日)
- 天気:曇り/気温:10~28℃
- 移動手段:車
- 滞在時間:約1時間30分
ちょっと昔すぎてあんまり覚えていませんが、写真をみて振り返ってみると、鋸山観光自動車道(有料道路)まで車で山頂駐車場まで上がれるので、そこから徒歩で散策したみたいです!
約1時間半くらいかけて、日本寺エリアを散策しました。下調べもせずに軽い気持ちで行ってしまい、思いのほか大変だったので、見どころは全てはまわれず、「鋸山山頂の見晴らし台」と「地獄のぞき」「百尺観音」を巡って終了しました。
ちなみにこの時は、海・海鮮・山を楽しむ日帰りプランで行きました!この時のプランはこちら↓
鋸山の見どころスポット
巡れていない場所もありますが、次に行く時の下調べの意味も込めて色々まとめてみました。
山頂エリア
山頂の見晴らし台
山頂付近には展望台が整備されています。展望台からは、天気が良ければ東京湾越しに三浦半島や富士山も見渡せます!




眼下には内房の町並み、海に浮かぶ船の往来が小さく見え、まるで空中散歩をしているような爽快感で、ハイキングの疲れもこの絶景を見ると吹き飛びます。
地獄のぞき
鋸山でも特に有名なのが「地獄のぞき」です!
足場が悪い岩をおりて行くと断崖絶壁からの景色を楽しめます。本当に足場が悪いので、キャーキャー言いながら歩いていました。





写真は、前を歩いている方をAIでイラストで表現してみました。
本当にこんな感じで足場が悪いので注意しながら歩く感じです!
断崖絶壁からせり出した岩の上に立つと、足元はまさに切り立った崖。スリル満点ですが、その分だけ眼前に広がる景色は格別です。インパクトのある写真が撮れることから、観光客に大人気のスポットになっています。
百尺観音(ひゃくしゃくかんのん)
岩壁に直接刻まれた百尺(高さ約30メートル)の観音像が「百尺観音」。世界戦争の戦没者と交通犠牲者供養のために発願され、1960年(昭和35年)〜1966年(昭和41年)の6年の歳月をかけて、石切場跡に彫刻されたそうです。



羅漢エリア
東海千五百羅漢(とうかいせんごひゃくらかん)
鋸山の日本寺境内で出会えるのが「千五百羅漢」です。江戸時代中期に造立された石仏群で、当初は1,500体を超える羅漢像が刻まれたそうです。
一体ごとに表情が異なり、微笑む姿や眠たそうな顔などバリエーション豊かで、眺めているだけで飽きません。長い時間を経ても静かに佇むその姿は、山歩きに不思議な安らぎを与えてくれます。
中腹エリア・大仏広場
日本寺大仏(にほんじだいぶつ)
鋸山のハイライトのひとつが「日本寺大仏」です。正式には「薬師瑠璃光如来坐像」だそうです。薬師瑠璃光如来をかたどり、一枚岩に彫刻された石造りの大仏で、高さ約31.05m、丈21.3mの日本最大の磨崖仏(まがいぶつ)です。
磨崖仏とは、岩壁や山肌を直接彫り込んで造られる仏像のことで、自然の岩盤に刻まれているため、屋内に安置された仏像とは違い、山そのものと一体化した存在感を感じられるのも特徴です。
江戸時代中期の1774年(安永3年)に開眼供養が行われたのが始まりだそうです。当初は高さ37メートルを超えるほどの巨大な仏像でしたが、長い年月で風雨にさらされ、崩落や劣化を繰り返しました。その後、1969年(昭和44年)から4年をかけて、修復工事が行われ、現在の姿に整えられたそうです。
表参道と裏参道の石段道
鋸山の日本寺には「表参道」と「裏参道」と呼ばれる石段道があります。
表参道は、日本寺の正面入口にあたる参道で、江戸時代から多くの参拝客が利用してきた由緒あるルートです。石段が長く続き、両脇には木々や石仏が並ぶ荘厳な雰囲気。途中には「大仏広場」へ向かう分岐や、羅漢像が点在する区間もあり、歴史ある石段を一歩ずつ登りながら、日本寺が「山岳信仰の場」であったことを実感できます。
裏参道は、日本寺の背後から入山するルートで、鋸山ロープウェーの山頂駅や、車で山頂駐車場を利用する場合はこちらからの参拝になります。表参道に比べて石段はやや急ですが、距離は短め。山頂エリアや「地獄のぞき」「百尺観音」方面にアクセスしやすいのがポイントです。体力的には表参道より楽に主要スポットへ行けるため、観光目的の方にも人気です。




場所は記憶があいまいですが、私は、裏山道ルートで巡ったのでその道の様子です。
鋸山を巡るルートのメモ
簡単に鋸山を巡るルートをまとめてみました!
体力レベル | おすすめルート | 主な見どころ | 所要時間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
初心者 | 車またはロープウェーで山頂 → 裏参道から散策 | ・山頂展望台 ・地獄のぞき ・百尺観音 | 1~2時間 | 石段が少なく、観光中心。 効率よく主要スポットを巡れる。 |
中級者 | 裏参道から入山 → 表参道で下山 | ・山頂展望台 ・地獄のぞき ・百尺観音 ・大仏 ・羅漢像 | 2~3時間 | 登りと下り両方を楽しめる。 参拝と自然散策のバランスが良い。 |
上級者 | 表参道から登山 → 山頂・裏参道または表参道で下山 | ・山頂展望台 ・地獄のぞき ・百尺観音 ・大仏 ・羅漢像 ・表参道 | 3~4時間 | 石段・アップダウン多め。 登山気分で鋸山を満喫できる。 |

足腰弱子ですが、中級者に挑戦してみたい!