廃校が人気観光地に変身!千葉・鋸南町の『道の駅 保田小学校』で感じる懐かしさと温もり

廃校が人気観光地に変身!千葉・鋸南町の『道の駅 保田小学校』で感じる懐かしさと温もり 観光地

南房総ドライブの途中に立ち寄った「道の駅 保田小学校」の紹介です!名前の通り、ここは小学校をリノベーションして誕生した、珍しい廃校の道の駅です。

校舎や黒板・ランドセル・保健室など、どこを見ても懐かしい雰囲気が漂っていて、まるで「大人になってからもう一度学校に遊びに来た」ような、不思議な感覚で楽しめました!

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基本情報
  • 名称:道の駅 保田小学校(ほたしょうがっこう)
  • 住所:千葉県安房郡鋸南町保田724
  • URL:https://hotasho.jp/
  • 営業時間:9:00~17:00(曜日や時期により異なります)
  • タイプ:みちの駅・サービスエリア
アクセス

電車&徒歩

JR内房線「保田駅」から徒歩約15分

バス

鋸南町営バスまたは南房総方面の路線バス利用可

富津館山道路「鋸南保田IC」から約1分(すぐ目の前)

駐車場

あり(無料)

千葉県鋸南町にある「道の駅 保田小学校」は、2014年に廃校となった保田小学校の校舎を活かしてリニューアルオープンした人気スポットです。校舎の一部はそのまま使われ、教室だった場所が今ではカフェ・レストラン・ショップ・宿泊施設に変身。体育館や校庭も残されていて、ほっこりします。

アクセスは非常に便利で、富津館山道路「鋸南保田IC」を降りてすぐ。海沿いのドライブコースの途中にあるため、南房総観光の休憩にもぴったりです。敷地内には、普通車・大型車あわせて200台近い駐車場が完備されています。

行った時の情報
  • 時期:2022年7月下旬(土日)
  • 天気:晴れ/気温:26~32℃
  • 移動手段:車
  • 滞在時間:約2時間

私が行ったときは、土日だったのですが、かなり混んでいました!楽しみどころがたくさんある道の駅なので、早めの空いている時間などに行った方がゆったり楽しめるかもしれません。

この時のプランはこちら↓

混んでいて細かいところまで見られませんでしたが、それでも雰囲気を楽しめました!

まず目を引くのは、昔ながらの校舎です!当時のままの名前や景色があり、自分が通っていた小学校を再訪したような懐かしさがあります。

色々見て回るのもとても楽しかったです。

外観はどこか懐かしいままですが、中へ一歩入るとそこはまるで地域のマルシェのよう。かつての体育館の姿を残しつつも、地元の特産品がずらりと並びます。

鋸南町の名産・びわや地元野菜、千葉県産の落花生やお米などが所狭しと並び、お土産にもぴったりです。人気なのは、「保田小学校オリジナル商品」シリーズだそうです!

「学校をテーマにした道の駅」らしい遊び心が、どの商品にも感じられますね。

道の駅 保田小学校には、元学校という個性をそのまま生かしたユニークな食事処がたくさんありました!懐かしい雰囲気に包まれながらも、地元食材を使った本格的なグルメが楽しめるのが魅力的ですね。

それぞれのお店を簡単に紹介します!

里山食堂 ― 教室で味わう懐かしの給食ランチ

教室をそのまま利用した「里山食堂」では、どこか懐かしい給食スタイルのランチを味わえます。

椅子やテーブルなども小学校の時のものらしく、昔ながらの木の机と椅子に腰かけ、アルミのトレイに盛られた定食を前にすると、まるで小学生時代にタイムスリップした気分が味わえますね。

メニューは南房総の旬の野菜や地元の魚を使った優しい味わいで、お昼時には行列ができることも多いそうです。

Cafe 金次郎 ― 学校のシンボル二宮金次郎像が目印

校舎の一角にある「cafe 金次郎」は、その名の通り、入口前に立つ二宮金次郎像が目印でした。

最近は減ってきているそうですが、二宮金次郎像を見ると「やっぱり学校だったんだな」と感じますね。

店内は木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気で、カフェラテやスイーツなどの軽食メニューが充実しています。私はここで、揚げパンやカレーパンを食べました!ドリンクも可愛くて美味しかったです。

廃校ピッツェリア Da Pe GONZO ― 房州石の窯で焼く本格ピッツァ

「Da Pe GONZO(ダ・ペ・ゴンゾ)」は、元教室をリノベーションしたナポリピッツァの専門店。鋸山から切り出された房州石で作られた薪窯を使っているそうです。

ここも元教室だった場所を改装していて、学校の名残が感じられる空間で、本格イタリアンを味わえるギャップが楽しい一軒です。

中国料理 3年B組 ― バスケットゴールがテーブルに!

ユーモアたっぷりのネーミングが印象的な「3年B組」は、40年以上地元で愛される「住吉飯店」がプロデュースする町中華レストラン。教室を改装した店内には、なんとバスケットゴールを再利用したテーブルもあるそうです。

昔の学校の雰囲気の中で、チャーハンやラーメン、餃子など、ボリューム満点のメニューが揃い、がっつり食べたい人にぴったりですね。

風土職人 A’ma~ne ― 鋸南発スイーツセレクトショップ

スイーツ好きにおすすめなのが、「風土職人 A’ma~ne(アマーネ)」。地元・鋸南町の素材にこだわったシュークリームやラスク、バウムクーヘンなどを扱うセレクトショップです。パッケージも可愛くて、お土産にもぴったりです。

道の駅 保田小学校では、なんと宿泊もできるそうです!旧校舎の2階部分をリノベーションしてつくられた宿泊施設「学びの宿」では、教室をそのまま活かした客室で一泊するという、ちょっと不思議でわくわくする体験ができます。

客室は、かつての教室を前後で仕切って作られたもので、部屋ごとに黒板やランドセルロッカー、掲示板など、当時の備品がそのまま残っているのが特徴です。部屋によって雰囲気が少しずつ違い、「次は別の教室にも泊まってみたい」と思えるほどだそうです!

是非泊まってみたいですね!

たくさん歩いて観光を楽しんだあとにぴったりなのが、道の駅 保田小学校の敷地内にある日帰り温泉「里の小湯」。気軽に利用できる温泉で、旅の途中に立ち寄る人の憩いの場所になっているそうです。

男性用は4〜6名、女性用は6〜8名ほどのこぢんまりとした広さで、宿泊する方はこのお風呂に入れるそうです。

私が行ったときにはなかったのですが、2023年に道の駅保田小附属ようちえんもオープンしたそうです!かつて地域の子どもたちが通っていた保田幼稚園の跡地を活用しており、「学校に泊まれる道の駅」として知られる保田小学校に、またひとつ温かみのあるスポットが加わりました。

敷地内の広場には、シーソーや砂場などの子どもたちの遊び場や、ドッグラン、コワーキングスペースなどがあるみたいです。

また、ようちえん内にも飲食店があるそうです!

道の駅 保田小学校は、廃校が地域の思い出と観光をつなぐ素敵な場所で、どれも懐かしくて温かいスポットでした!南房総をドライブするなら、ぜひ立ち寄ってほしい道の駅です。

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