鹿島神宮をゆっくり参拝|東京ドーム15個分の広大な境内と御手洗池・奥宮・要石を巡るパワースポット散策【茨城・鹿嶋】

鹿島神宮をゆっくり参拝|東京ドーム15個分の広大な境内と御手洗池・奥宮・要石を巡るパワースポット散策【茨城・鹿嶋】 観光地

茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」に行ってきました!

東京ドーム約15個分という広大な境内には、御手洗池や奥宮、要石など見どころが点在していて、想像以上に見応えのあり、パワーを感じる神社でした。

実際に歩いて感じた見どころやルートを、体験ベースでまとめました。

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基本情報
  • 名称:鹿島神宮(かしまじんぐう)
  • 住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
  • URL:https://kashimajingu.jp/
  • 拝観時間:参拝自由(授与所は時間あり)
  • 拝観料:無料(宝物館などは別途)
  • タイプ:寺社仏閣
アクセス

電車・徒歩

JR鹿島線「鹿島神宮駅」から徒歩約15分

バス

東京駅から高速バスあり

「潮来IC」から約15分

駐車場

あり(無料・有料あり)

行った時の情報
  • 時期:2022年9月下旬
  • 天気:曇り/気温:17〜27℃
  • 移動手段:車
  • 滞在時間:1時間半

9月の終わりに訪れましたが、境内は想像以上に広く、軽い散策のつもりがしっかりした「神社ハイキング」のような感覚でした。

歩きやすい靴で行くのがおすすめです!

鹿島神宮は、東国三社のひとつとしても有名です。東国三社(とうごくさんしゃ)とは、関東を代表する三つの神社をまとめた呼び名で、古くから特別な存在として信仰されてきました。

東国三社
  • 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
  • 香取神宮(千葉県香取市)
  • 息栖神社(茨城県神栖市)

この三社は地図上で三角形を描くような位置になっていて、「結界」や「守護」といった意味を持つ特別なエリアとも考えられているそうです。

いずれも武の神様とゆかりが深く、古くは朝廷や武士から篤く信仰されてきた歴史ある神社で、関東の守りとして重要な役割を担っていたともいわれています。

三社を巡る「東国三社巡り」のバスツアーもあるそうです!

鹿島神宮は、日本でも屈指の古社で、創建は神武天皇の時代と伝えられています。鹿島神宮の主祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は、日本神話に登場する「武の神様」です。

神話の中で武甕槌大神は、天照大神の命を受けて地上に降り、出雲の国を治めていた大国主命に国譲りを迫った神として知られています。

国譲りの力比べ(力自慢)で圧倒的な強さを見せ、日本の国土が天照大神の系統に統治される流れを決定づけました。このような経緯から、武甕槌大神は「勝利・武道・決断」の象徴として信仰されるようになったそうです。

そして、東国の要所であった鹿島の地にその御神威を鎮め、国の守りとするために創建されたのが鹿島神宮だそうです。

少し話がそれますが、国譲りの舞台になった出雲の稲佐の浜にも行ってます!

鹿島神宮の魅力は、なんといっても東京ドーム15個分という広大さと、歴史の深さです。

まず迎えてくれるのが、堂々とした佇まいの大鳥居。以前は石造りだったそうですが、東日本大震災で倒壊してしまい、現在は境内の杉の木を使って再建されたそうです。

その先に現れるのが、日本三大楼門の一つに数えられる真っ赤な楼門です。日本三大楼門とは、荘厳な二層造りの楼門で国の重要文化財に指定されています。

日本三大楼門
  • 阿蘇神社(熊本県阿蘇市)
  • 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
  • 筥崎宮(福岡県福岡市)

鹿島神宮の楼門は、水戸徳川家初代藩主・頼房公によって奉納されたもので、その鮮やかさは曇り空の下でもハッとするほど美しかったです。

楼門をくぐると、すぐ右手に本殿・石の間・幣殿・拝殿が見えてきます。鹿島神宮の面白いところは、入り口から正面ではなく「横」に向かって社殿が建っていること。これは北方を守護するためだと言われているそうです。

ここで注目したいのが、近くにある摂社・高房社。「まずはここにお参りしてから本殿へ」という古くからの習わしがあるそうなので、私も倣ってお参りしました。

本殿の裏手には、重要文化財の仮殿や、宝物を収める神庫・宝庫があります。

拝殿から進むと、あの有名な奥参道へ。

ここから一気に緑が深くなり、人の手が入らず、その土地に自生する樹木や植物が自然に密生して林地となった樹叢(じゅそう)と呼ばれる原始の森が広がります。

奥参道を歩いていると、鹿園とさざれ石が見えてきます。 さざれ石は、君が代にも登場する、小さな石が固まって大きな岩になった石です。

鹿島神宮において、鹿は神様の使い「神鹿(しんろく)」として大切にされています。

ちなみに、奈良の春日大社の鹿も、実はここ鹿島神宮から神様とともに連れてこられた鹿の子孫だといわれているそうです!

さらに奥へ進むと、徳川家康公が奉納したとされる摂社・奥宮(おくのみや)が現れます。

本殿の華やかさとは対照的に、落ち着いた渋い佇まいが、深い森の風景に溶け込んでいて本当に素敵でした。

ちなみに、この奥宮の近くには、鹿島神宮参詣の際に詠んだ句の「此松の 実生せし代や 神の秋(このまつのみばえせしよやかみのあき)」という句碑があります。

奥宮からの分かれ道を右方面に進むと、武甕槌石造があります。

鹿島神宮の中でも特にパワースポットとして有名な場所です。

奥宮からさらに細い道を進むと、ひっそりと佇む要石(かなめいし)にたどり着きます。この要石は、かなりパワーがあるそうで、災難除けの御利益があるそうです。

江戸時代、この地方では「大きなナマズが地中で暴れることで地震が起きる」と信じられていました。この要石は、武甕槌大神の力でナマズの頭をギュッと押さえつけて大地の安定を保っているともいわれています。

見た目は地表に少しだけ顔を出している小さな石なのですが、実は地中深く埋まっていて、決して抜けないと言われています。水戸光圀公が「どこまで深いのか確かめよう」と7日7晩掘らせたけれど、結局底にたどり着けなかったというエピソードもあるほどです。

要石周辺には松尾芭蕉と小林一茶の句があります。

要石の少し手前に「枯朶に鴉のとまりけり秋の暮」という松尾芭蕉が1680年頃に詠んだとされている句碑があり、要石のすぐ横には、「大地震にびくともせぬや松の花」という1817年頃に小林一茶が要石を訪れて読んだとされる俳句の看板があります。

奥宮から坂道を少し下っていくと、ぱっと視界が開け、透き通った水が美しい御手洗池(みたらしいけ)に到着します。

御手洗池は、1日に40万リットル以上もの清水が湧き出ていて、とても透明度が高く、池の底までくっきりと見えます。この光景は、非常に神秘的で、岐阜県の「モネの池」を思わせるような美しさだと話題になり、フォトスポットとして人気があります。

古くは参拝する前にこの池で「禊」を行い、身を清めていた場所だそうで、今でも年始には「大寒禊(だいかんみそぎ)」が行われる神聖な場所です。さらに、七不思議もあるそうで、「大人が入っても子供が入っても、水面が胸の高さを超えない」という不思議な池だそうです。

池の奥の歩道を進むと、お水取りができる場所があります。柄杓や漏斗で水を汲めるようになっています。飲用では必ず煮沸して下さいという案内もありました。

たくさん歩いた後は、やっぱり美味しいものが食べたくなりますよね。御手洗池のすぐそばには売店があり、湧水を使ったお団子や、名物の「三色団子」がいただけます。

御手洗池から戻る時は、坂道を上っていくことになるので、気合を入れて歩く前のちょっとした休憩スポットとしてもおすすめです。

鹿島神宮は本当に広くて、歩いているといろんな発見があります。

  • 鏡石:神霊が宿るとされる不思議な岩。
  • 祖霊社・親鸞上人旧跡:神仏習合の歴史を感じさせるスポット。
  • 弓道場・武徳殿:武道の神様として崇められている鹿島神宮らしい施設。

さらに、末社(熱田社、御厨社、稲荷社、須賀社、熊野社、祝詞社、津東西社)や、摂社(三笠社)、遠く離れた坂戸社・沼尾社遥拝所など、数えきれないほどの神様が祀られています。

他にも御神木、霊杉、二郎杉などの樹齢数百年の巨木もあり、パワーを感じずにはいられません。全部をじっくり回るとかなりの運動量になりますが、その分、心が洗われるような清々しさと達成感がありました。

鹿島神宮は、勝負運や決断力だけでなく、強力な「縁結び」の御利益があるパワースポットとしても有名です。

縁結びで有名なのが「帯占い」です。

帯占いは、神様の前で帯を結ぶことで、自分の縁の状態や今後の流れを占うものとされています。

結び方や形によって意味が変わるという、帯を使った少し珍しい占いで、恋愛やご縁について占うことができます。

鹿島神宮を訪れたら、少し足を延ばして見ておきたいのが、北浦(霞ヶ浦の東側にある湖)に立つ「西の一之鳥居」です。

この鳥居は、鹿島神宮の入口のひとつとされ、現在のように道路や鉄道が整備される前は、水路が重要な交通手段だったため、かつてはここから船で参拝するのが正式なルートだったといわれています。

水面に立つ大鳥居の姿はとても印象的で、特に朝や夕方は、湖と空のグラデーションに溶け込むような景色が広がり、思わず写真を撮りたくなりますね!

観光地としては比較的落ち着いていて、人も少なめなので、静かに景色を楽しみたい方にもおすすめです。鹿島神宮の広大な境内とはまた違った、水辺ならではの開放感と神聖な雰囲気を感じられるスポットでした。

時間に余裕があれば、参拝とあわせて立ち寄ってみると、より鹿島の魅力を深く味わえると思います。

鹿島神宮は、「歩いて感じる神社」でした。東京ドーム15個分という広さもあって、思っていた以上に見どころが多く、しっかり時間をとって訪れる価値があります。

  • 自然の中をゆっくり散策したい人
  • 歴史や神話に興味がある人
  • パワースポット巡りが好きな人

におすすめです。

奥宮や要石の静けさ、御手洗池の美しさなど、それぞれに違った魅力があり、歩くほどに印象が深まっていく場所でした。

鹿島方面に行くなら、ぜひ一度は訪れてほしいスポットです。

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