新潟市中央区にある白山神社は、金運・縁結び・蛇信仰で知られ、観光と参拝を兼ねて訪れやすい神社です。市街地にありながら境内はとても広く、歩いているうちに街の喧騒がすっと遠のいていくような、不思議な落ち着きを感じられる場所でした。
縁結びや金運にちなんだ見どころも多く、「ここはただの観光スポットじゃないな」と感じさせてくれるパワースポットでもあります。
主祭神は菊理媛大神さま。恋愛だけでなく人生のご縁を整えてくれる神さまとして信仰されています。
基本情報
- 名称:新潟総鎮守 白山神社(はくさんじんじゃ)
- 住所:新潟県新潟市中央区一番堀通町1-1
- URL:https://www.niigatahakusanjinja.or.jp/
- タイプ:寺社仏閣
徒歩
JR新潟駅から徒歩約40分
バス
新潟駅から市内循環バスで「白山公園前」下車すぐ
車・タクシー
新潟駅から約10分
駐車場
無料駐車場あり(※お正月期間は近隣有料駐車場を利用)
新津駅から歩いて行ける距離にあるので、電車旅の途中で立ち寄りやすいのが大きな魅力でした。駅前の落ち着いた雰囲気の街を歩きながら向かうと、新しくもどこか懐かしい雰囲気の建物が見えてきます。
行ったときの情報
- 時期:時2023年1月下旬(平日)
- 天気:曇り/気温:0~7℃
- 移動手段:観光タクシー
- 滞在時間:約2時間
4人で新潟旅行に行っていて、最終日の予定を特に決めていなかったので、新潟駅の観光案内所で観光タクシーをお願いしました。タクシーの運転手さんにおすすめを聞いて案内してもらいました!
タクシーの運転手さんが道中で「白山神社に参拝してから、数百万の宝くじが当たった」という金運エピソードを話してれて、参拝前から気分が一気に高まりました。さらに、参拝の順番や蛇にまつわるお供えの話などもとても詳しく教えてくれて「これはじっくり参拝してみたい神社だ」と感じました。ありがとうございました!
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記事を書いたらリンクを貼ります。
白山神社とは|新潟市の総鎮守として親しまれる神社
白山神社は、古くから新潟の人々の信仰を集めてきた由緒ある神社で「新潟の総鎮守(そうちんじゅ)」と呼ばれています。総鎮守とは、その地域すべての安寧と繁栄を司る最も重要な神社だそうです。
創建については、過去に何度か火災があり、諸説あるようですが、平安時代の901年や1087年とも言われ、戦国時代にはすでに大きな神社だったそうです。
御祭神は、菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)さま。境内にはそのほかにも、生活や仕事、健康、学業など、さまざまな分野を見守る神様が祀られています。
菊理媛大神の縁結びの話
菊理媛大神(くくりのひめおおかみ)は、「くくる」という名前が示す通り、物事を結び、整える力を持つ神様とされています。菊理媛大神は、日本神話で、夫婦喧嘩をした伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の仲裁役となって争いを収めたことから、縁結びや夫婦円満の神様として信仰されています。
このことから、白山神社には、様々なご縁やご利益を「結ぶ・くくる」スポットがたくさんありました。
白山神社の境内を散策|参拝して感じた雰囲気と見どころ
広い敷地だったので、全てはまわれていませんが、私が参拝した場所を紹介します。
本殿へ続く参道!石の鳥居付近
石の鳥居と備前焼の狛犬



本殿へ続く正面の参道の入口には「石の鳥居」と「備前焼の狛犬」があります。石の鳥居は、広島県尾道から、海上安全を願い船で運ばれ奉納されたものだそうです。備前焼の狛犬は、瀬戸内から船で運ばれたそうです。
忠犬タマ公像

忠犬タマ公像は、子宝犬として親しまれています。
戌の日にお腹の部分をなでると安産のご利益があるとされています。
忠犬タマ公は、新潟県五泉市(旧川内村)出身のメスの柴犬で、飼い主の猟師を雪崩から1934年と1936年の2度にわたり救った犬だそうです。また、かつてから、犬が多産でお産が軽いことから、安産の守り神として親しまれていました。
犬に対する伝統的な安産・子宝の信仰と忠犬タマ公の逸話が加わりタマ公のお腹の部分を撫でると安産や子宝に恵まれるという言い伝えが広まったそうです。
歯の神さま

江戸時代中期、歯痛に苦しむ後桜町天皇が、白山神社の神箸(しんばし)と神塩で歯痛が治まったという伝説が広まり、歯痛平癒のご利益があるとされるようになりました。
また、白山信仰の修験者が荒行の末に歯痛止めの業を成し遂げたとされ、その霊験が信仰を集めたという話や、語呂合わせの「歯苦散(はくさん/歯の苦しみが散る」などからも歯の神様と親しまれているそうです。
華やかな花手水でお清め

手水舎には季節の花が浮かべられた花手水(はなちょうず)があり、ぱっと明るく感じられました。水面に映る花を見ているだけで、気持ちが和らぎますね!
本殿参拝


本殿はとても立派で、静かに手を合わせると背筋が伸びるような空気がありました。人はそこそこいましたが、落ち着いた雰囲気で、慌ただしさは感じませんでした。
なでて祈願!結びの銀杏と祈願の狛犬
本殿正面に左に進むと結びの銀杏と祈願の狛犬があります。

白山神社の御神木である「結びの銀杏」は、寄り添うように立つ二本の木が夫婦に例えられていて、木をなでると子宝に恵まれ、「子宝の銀杏」「子授けの銀杏」と呼ばれているそうです。


その先にある、祈願の狛犬は、様々な願いを込めて願掛けができるそうです。
願いを叶えたい時は足をなで、身に受けた災いを代わってもらいたい時は、調子の悪いところをなで、安産祈願は、足やお腹をなでながらお願いするそうです。また、お願いがかなった時は、狛犬の足をさすって感謝を伝えるそうです。
御稲御倉と白山くくり石

「御稲御倉」は、伊勢神宮に建立され、1974年(昭和49年)に、新潟の白山神社にいただいたそうです。御稲御倉神を祀り、五穀豊穣・商売繁盛にご利益があるそうです。
御稲御倉の前には「白山くくり石」がありました。白山神社総本宮の白山比咩神社から開山1300年の記念にいただいた御神石だそうです。主祭神の菊理媛大神に由来した名前で、石に触れることで力を授かれるそうです。
周囲には花の風車があり、風が吹くとカラカラと音がなり、とても厳かな雰囲気でした。
地下道をくぐって参拝!蛇松神社へ続く静かな参拝ルート


タクシーの運転手さんに「蛇は臆病な生き物で隠れてしまうから、蛇の神さまに会いに行く地下道を通る時は、大きな音を立てず静かに通ると良いよ」と、教えてもらいました。
地下道は、しっかり整備されていますが、少し薄暗くひんやりとしていました。
私は、地下道をくぐった後は、境内に案内が出ていたコースで参拝しました。ルートは、道祖神・蛇松神社・松尾神社・黄龍神社でした。
餅搗き道祖神|悪霊払いと夫婦円満

白山神社にある道祖神は、餅搗き道祖神(もちつきどうそじん)です。
道祖神信仰は、もともと村の境界で悪霊の侵入を防ぐ塞の神(さいのかみ)で、疫神悪霊を祓ってくれるそうですが、男神が杵を持ち、女神が臼で餅を搗く様子が石に刻まれている「餅搗き道祖神」は、悪霊払いの他に、夫婦和合や子孫繁栄を願うものだそうです。
そのため、悪霊払い・夫婦円満・安産・子授け・子宝・子育てなどのご利益があるそうです。
蛇松神社|白山神社の金運を授かる蛇の神さま
蛇松神社(じゃまつじんじゃ)は、白山神社神主が助けた白い蛇の力が評判を呼び神社が建てられたそうです。
江戸時代、信濃川の大洪水の中で白山神社神主が、おぼれていた一匹の白い蛇を助けて神社境内の老松の梢においてあげました。すると、白い蛇は美しい姫へ姿を変え、助けてもらった恩から、この地を守ると告げて姿を消し、老松の幹がウロコ様に変わり、雨は止み洪水は収まったことから「蛇松さま」として信仰されるようになったそうです。
しかし、蛇松さまの樹皮を煎じて飲めば万病全快するという噂が広まり、毎日のように人が押し寄せ剥ぎとられていたそうです。蛇松の精は、泣きながら神主に助けを求めに現れ、神主が、しめ縄を張り巡らせ樹皮が剥ぎとられないようにすると、以前にもまして願いが叶うようになったそうです。

お賽銭と一緒に、蛇の好物である卵をお供えすると願いごとが叶いやすいそうで、卵を入れる箱が用意されていました!
タクシーの運転手さんに、先に教えてもらっていたので、途中でスーパーに寄っていただき、購入した卵をお納めしました。

高い卵にしてみました笑
松尾神社は七福神の弁財天
松尾神社(まつおじんじゃ)の祭神は、中津島姫命(なかつしまひめのかみ)で、七福神の弁財天です。弁財天は、音楽・芸術・芸能、商売繁盛の神様です。
もともとは、白山公園内に松尾神社があったそうですが、白山公園の造成の時に、白山神社に移ったそうです。
黄龍神社|鬼門で守る強い力
黄龍神社(おうりゅうじんじゃ)の御祭神は、黄龍八一分身金鶏供養宝船大権現。
黄龍様は「金龍」とも呼ばれる龍神で、信濃川の中州にある白山神社を聖地とし、新潟の鬼門、日本全体の鬼門を守る存在とされています。地と水を司る龍神の黄龍様は、金運・開運などの、何事にも強い力を持つ反面、敬意を欠くおとがめも厳しい神様だそうです。
黄龍神社の起源は、約1300年前に白山で修行していた開祖・泰澄の前に九つの頭を持つ九頭龍が現れ、真の姿を願うと十一面観音へと姿を変えたという伝承があり、その姿を気に彫ったものを白山山頂にお祀りしたのが始まりだそうです。
現在の黄龍神社は、新潟地震や大火など災害が続いたことを受け、「これ以上災いが起こらぬように」との願いを込めて、昭和41年に白山神社境内の北西(鬼門)に建立されました。
龍が手に持っている宝珠にさわるとどんな願いもかない、欲しいと思っている財や宝を得られるそうです。
結びのかわら


黄龍神社の近くには「結びのかわら」がありました。新潟産の「安田瓦」が白山神社にいる神様の力の形になって埋まっています。
最後に
白山神社は、新潟市で金運・縁結び・蛇信仰を一度に体験できる、見どころ豊富なパワースポットでした。

縁結びのお守りは、菊理媛大神さまにちなんだデザインで、ちりめんの柄がひとつひとつ違ってとても可愛いかったです。
私は、叶守を授かりました!可愛い!
観光タクシーでふらっと訪れたつもりが、見どころが本当に多く、ひとつひとつじっくり見ていたら、気づけば2時間が経っていて、新潟旅行の中でも印象に残る場所になりました。
新潟市にある白山神社ならではの「少し変わった参拝体験をしてみたい」「ご利益も雰囲気も大切にしたい」という方には、ぜひおすすめしたい神社です!
ちなみに、旅行帰りに、みんなで運試しでスクラッチくじを買って運試し。200円だけあたりました笑
大当たりとはいきませんでしたが、良い思い出になりました!
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