静岡の自然を満喫!棚田×滝×山の贅沢ドライブコース|北山の棚田・よしの滝・戸田峠・だるま山高原

静岡の自然を満喫!棚田×滝×山の贅沢ドライブコース|北山の棚田・よしの滝・戸田峠・だるま山高原 観光地

静岡県を車で巡るドライブ旅行に行ってきました。

伊豆半島といえば、海沿いの景色や温泉地のイメージが強いかもしれません。しかし、車を少し山側に走らせると、そこには人里離れた棚田や、清らかな滝、峠越えの絶景ルート、そして富士山を望む展望台が連なる、まさに“知る人ぞ知るドライブコース”が存在しています。

今回の旅では、静岡県沼津市にある「北山の棚田」「よしの滝」「戸田峠」を経由して「だるま山高原展望台」までをめぐる、自然を感じるドライブコースをご紹介します。

スポンサーリンク

まずは行った時の基本情報です!

基本情報
  • 時期:2013年7月上旬頃(平日)
  • 天気:晴/気温:不明
  • 移動手段:車
  • 滞在時間:北山の棚田→よしの滝→戸田峠→だるま山高原(移動含む):1時間強


私がこのドライブを楽しんだのは、2013年の7月です。大瀬崎海岸で体験ダイビングをして宿泊した2日目に、煌めきの丘・出会い岬御浜岬海岸戸田の塩を経由して帰路に向かうドライブコースでした!

この時のプランはこちら↓↓

☆作成したらリンクはります!

それではそれぞれの詳細を紹介いたします。

基本情報

北山の棚田は、伊豆半島西部の戸田地区に位置し、石積みで築かれた棚田が特徴的な景観を形成しています。棚田のある戸田新田地区では、豊富な水源を活かした長い水路が棚田や集落まで引かれており、棚田と水路、民家が一体となった美しい景観を形成しています 。

また、棚田の一角には水車小屋(地元の言葉で「しょうずばったり」)が復元されているそうです。

私が行った時は、近くを通る車・人どちらも0だったので、道路にそのまま車を停めて数分景色を楽しみました!滞在時間は、5-10分程度だったと思います。

棚田には、石を積んだ石積と、土で固めた土坡があるそうで、東日本には土坡の棚田が多く、西日本には石積みの棚田が多いそうで、東日本では珍しいみたいですね!

北山の棚田は、1999年(平成11年)に農林水産省から「日本の棚田百選」に認定され、さらに「つなぐ棚田遺産」にも選定されているそうです。

ちなみに棚田の歴史についても調べてみました。

棚田の歴史は古く、古墳時代(6~7世紀頃)に始まったと言われているそうです。 日本各地で本格的に作られるようになったのは江戸時代以降、人口増加に伴い農地が不足したためと考えられているそうです。

北山の棚田は、約400年以上前、戦国時代から江戸時代初期にかけて、富士宮市北山地区からの移住者によって開墾されたと伝えられています。そのため、「北山」という地名になったそうです。

同じ伊豆の棚田では、石部棚田がありますが、それぞれこんな違いのようです。

項目石部の棚田北山の棚田
規模約370枚の棚田が広がり、規模が大きい規模はやや小さいが、より原風景に近い
景観海を背景にした棚田山間の中に広がる田園と森の落ち着いた棚田
イベント等「田んぼアート」「田植え体験」など?地域密着型の稲刈り体験など?
保存活動棚田オーナー制度/都市部との交流が活発ボランティアによる保存活動がある。

規模が大きく海と棚田の風景を楽しみたいなら石部の棚田、もとある山間の景色を落ち着いて楽しむなら北山の棚田に訪れてみると良さそうです!

私は、石部の棚田は行けていないのですが、どちらも回れる時間があれば棚田巡りコースなんていうのも楽しそうですね。

基本情報
  • 名称:よしの滝
  • 住所:静岡県沼津市戸田古宇口
  • URL:なし?
  • タイプ:自然観光

よしの滝は、落差約約3m~5mの小さなひっそりとした滝でした。県道18号・修善寺戸田線の道路沿いにあり、車で通っている時に看板を発見し、立ち寄りました!

小さめですが、駐車場も整備されていて、駐車場からすぐの場所に整備された道と橋、滝が見えて、気軽に立ち寄れるスポットでした。

水辺が好きな私は、写真を大量に撮りながら涼んでいたので、滞在時間は30分ほど経過してましたが、普通に見るだけなら5-10分程度かと思います。

周囲の緑に囲まれた静かな雰囲気が魅力だと思います。大きくないので、こぢんまりとした滝壺近くまで歩いて行くことができ、マイナスイオンを浴びながら、自然を感じることができます。

滝の音を聞きながら、ドライブの小休憩として気軽に立ち寄るスポットとして良いかと思います!

基本情報
  • 名称:戸田峠
  • 住所:静岡県沼津市戸田
  • URL:なし?
  • タイプ:自然観光

静岡県沼津市の西部に位置する「戸田峠(へだとうげ)」は、西伊豆の戸田地区と伊豆市修善寺を結ぶ県道18号線上の峠道に位置する展望スポットです。

標高が高く、約500メートル。駿河湾を一望できる絶景が魅力!「富士山が最も美しく見える峠道」とも称されているらしいです。

晴れた日には、正面に雄大な富士山、足元には駿河湾が広がり、まるで空と海を同時に見渡せるようなパノラマが体感できます。運が良ければ、雲海が戸田の町を包み込み、幻想的な光景に出会えることもあるみたいです。夕暮れも茜色に染まる富士山のシルエットがきれいに見えるみたいです。ぜひ見てみたいですね!

私が行ったときは、何の下調べも情報もなく、なんとなーく車から降りて休憩した程度だったので、滞在時間は5-10分程度でした。

この時は、肝心の景色の写真が全くなく、駐車場の芝にある戸田の文字だけ写真に残ってました(自分の謎センス笑)

戸田峠は、単なる観光スポットではなく、かつては戸田港と内陸部の修善寺や三島方面を結ぶ重要な生活道路であり、農産物や海産物の流通にも使われてきたらしいです。戸田峠の歴史についてAIで調べて見ました。(違っていたらごめんなさい)

AIが教えてくれた戸田峠の歴史

戸田の集落は、山に囲まれた地形のため、他の地域との行き来は限られていました。その中で、戸田峠は山を越えて物資や人を運ぶ重要なルートとして使われてきました。海の幸が豊富な戸田と、農産物や材木の採れる内陸部の修善寺や三島地域をつなぐこの峠は、物々交換の道でもあったのです。

明治以前は、峠越えは徒歩か荷を背負った馬に頼るしかなく、険しい山道を時間をかけて行き来していたと伝えられています。険しい地形ながらも、生活物資の輸送や人々の往来に利用されていたようです。

幕末には、1854年、ロシアの軍艦ディアナ号が下田沖で大地震によって座礁し、修理のために戸田港に入港。このとき、戸田の人々が修理に協力し、ロシア人との交流が生まれました。幕末の国際事件「ディアナ号事件」との関連です。その際、ディアナ号修理用の資材や工具が、内陸部から戸田へと運ばれることになり、その物資搬入のためにも戸田峠が使われたと考えられています。国際的な歴史の中で、戸田とその峠道が果たした役割は決して小さくありません。

大正から昭和にかけて、自動車の普及とともに道路整備が進み、戸田峠も車で通れるようになりました。特に戦後は、伊豆半島を周遊する観光客の増加により、峠道の存在はさらに重要に。

明治43年(1910年)に 林道が開通し、これが現在の主要地方道・修善寺戸田線の前身となりました。これにより、峠を越える交通が比較的容易になりました。

昭和25年~26年頃になると、戸田峠を越えて定期バスの運行が開始されました。これにより、戸田の地は陸上交通の発達とともに発展していきます。

現在も東海バスが修善寺駅と戸田市街を結ぶ路線バスを運行しており、生活や観光の足となっています。戸田峠は、伊豆半島西海岸の景勝地を結ぶルートの一部として、ドライブやツーリングにも利用されています。

このように、戸田峠は古くから地域を結ぶ重要な道であり、時代とともにその役割を変えながら、現在も人々の生活や交流を支えている峠だそうです!

峠の名前は、峠の西側に位置する地名「戸田(へだ)」に由来しています。かつては田方郡戸田村という独立した村でしたが、現在は沼津市に編入されているそうです。

ちなみに、冬季は路面凍結や積雪があるため注意。路面は狭めで、対向車や急カーブに注意が必要です。

また、私は確認できていないのですが、峠の近くには、「瞽女(ごぜ)展望地」と呼ばれる場所があり、戸田峠で雪に遭い亡くなった瞽女の冥福を祈るために建てられた観音像にちなんで名付けられたそうです。(瞽女とは三味線を弾き語る盲目の女旅芸人だそうです)

基本情報

だるま山高原展望台は、だるま山高原展望台は、達磨山 (標高896m) 山頂付近に位置する展望台です。「だるま山」という名前は、山の形が座禅を組む達磨大師に似ていることに由来するそうです。

だるま山高原展望台は、標高約約620mに位置し、富士山や駿河湾、沼津市街地を一望できる絶景スポット!四季折々の自然も楽しめ、特に夕暮れ時や夜景が美しく、ドライブの締めくくりにもおすすめ。

私が行ったときは入れませんでしたが、展望台の隣には、「だるま山レストハウス」があり、休憩や食事も楽しめるみたいです。小休憩位の気持ちで立ち寄ったので、この時の滞在時間は、他と同様10分程度でした。

展望台の歴史についても調べてみました。

AIが教えてくれただるま山高原展望台の歴史

だるま山高原一帯は、古くから富士山の眺望が良い場所として知られていましたが、特に、昭和初期には写真家たちがその美しさに注目し、撮影に訪れるようになったようです!

1939年(昭和14年)に、ニューヨーク万国博覧会に日本政府が出品する富士山の写真撮影地に、この地が選ばれました。当時の鉄道省国際観光局が「日本一の富士山の撮影地はここ以外になし」と判断したとされています。この出来事は、だるま山高原の景観の素晴らしさを広く知らしめるきっかけとなりました。

この時、現在の「だるま山高原レストハウス」がある付近で、巨大な富士山のパノラマ写真が撮影されました。この万博への出品を機に、景勝地としての認識が高まり、多くの人が訪れるようになったことが、展望台設置の背景にあったと考えられます。

この出来事を記念して、展望台には記念碑が建立され、訪れる人々にその歴史を伝えています。現在の「だるま山高原レストハウス」に隣接する展望台は、誰でも気軽に立ち寄ることができ、駿河湾と富士山の雄大な景色を堪能できるスポットとして親しまれています。

このように、だるま山高原展望台は、もともとの自然の美しさに加え、万博への出品という歴史的な出来事を経て、多くの人に愛される景勝地となったとそうです!

このドライブコースは、静岡県の棚田、滝、峠、展望台と、バラエティ豊かな景観を楽しめるおすすめのコースだったと思います!まったり景色を楽しみながら帰りたいという方は是非ご参考ください。

近くの行ったことがある観光情報です!

周辺情報リンク

タイトルとURLをコピーしました