栃木県茂木市『大瀬観光やな』の炉端で鮎の焼きと自然を満喫!

大瀬観光やなの炉端で絶品鮎料理 観光地

栃木県芳賀郡茂木町にある鮎(あゆ)が食べられるやなに行ってきました!

やなで鮎のな漁体験はしていませんが、鮎が食べたくて食事処メインです。

大瀬観光やなの基本情報はこちら。

基本情報
  • 名称:大瀬観光やな/大瀬やな
  • 住所:栃木県芳賀郡茂木町大瀬17
  • URL:https://oose-yana.com/
  • TEL:0285-63-2885
  • 営業:10:00~17:00/食事処は1年中営業(詳しくは公式サイトをご覧ください)
  • タイプ:食事処・カフェ、体験
アクセス

電車

茂木駅からタクシーで約10分

北関東自動車道 真岡ICから約50分
常磐自動車道 那珂ICから約50分
東北自動車道 鹿沼ICまたは宇都宮ICから約90分

駐車場

無料/たくさんとめられます。

やなを見たい方や体験をしたい方は、7月中旬~10月に行くのがいいみたいです。公式サイトで案内されているので確認してみてください。

「やな」と「あゆ」について調べてみた

※調べてみた情報なので正確かどうかは分かりません笑

やな(簗/梁)とは?

『やな(簗/梁)』とは、川の流れをせき止めて、木杭や竹で組んだ仕掛けの中に魚を誘い込む仕掛けのこと。やなを使って漁をすることを『な漁(簗漁)』といい、日本では古くから使われ、平安時代以前から行われていたとされています。

やなを設置する場所を『簗場(やなば)』といい、一般的に夏から秋にかけて行われますが、大型の漁場のため、期間は地域や河川ごとに決められています。川を遡上する魚を捕える『上り簗』と、下る魚を捕える『下り簗』というそうです。主に鮎は下り簗っぽい??

鮎について

鮎は海と川を行き来する両側回遊魚で、寿命は約1年の年魚。天然の鮎からは、すいかのような香りがするといわれ「香魚」として親しまれています。(英語でも「Sweetfish」ともいわれるらしい)縄文時代の遺跡からも鮎の骨が発掘されていて、縄文時代から食べられてました。

鮎の語源や漢字については、調べれば調べる程出てきました。

  • 古事記や日本書紀で、神武天皇が大和平定の願掛けをした際の魚が鮎だったという話や、神功皇后が勝敗の占いに鮎釣りをしたという話など、占いに使われていたから「魚」+「占」で鮎という漢字になった
  • 鮎の縄張りを占める習性から「占」の字が当てられた
  • 秋の産卵期に川を下る様子から、「アユル」(落ちる)という言葉が語源になった
  • 神前に供える魚として神聖視されていたことから、「あえ」(饗)という言葉が語源になった

鮎は水産資源保護の対象となっているので、漁が解禁される6月~10月が天然の鮎が食べられる時期で、漁が解禁される6月1日を「鮎の日」として記念日登録されています(全国鮎養殖漁業組合連合会が2014年に登録)しています。その日は、放流体験など様々なイベントが各地行われているそうです!

近年は、地球温暖化の影響で、遡上量が減少したり時期に大きな変化がでていたりしているみたいです…。

鮎の成長と旬

状態時期詳細
孵化
10月~12月
1匹のメスが数千個もの卵を産む。
卵は川底に沈み、数日後に孵化。
稚魚
流下・海下り
プランクトン
小エビなど
孵化した稚魚は、川の流れに乗って海へと下る。
海に着いた稚魚は、沿岸の海水域で数ヶ月過ごし成長。
幼魚
川への遡上

2~5月
植物性の
付着藻類(苔)
幼魚(全長約5~10cm)は川に戻り、淡水域に遡上。
成魚
成長
川底の苔上流域で成魚へと成長。
成長する過程で縄張りを持つようになる。
すべての鮎がなわばりをもつ訳ではないらしい。
なわばりをもっていない鮎は「群れ」で生活。
成熟した鮎は、産卵期になると体色が鮮やかになり、オスは特に美しい婚姻色になる。
産卵と寿命
9~11月
サケは何も食べないけど
どうなんだろ?
再び川の下流へ移動して産卵。
そのほとんどが寿命を迎えて生涯を終えます。

生息場所や季節によって味が変化し、秋が旬で最も美味しく食べられる時期らしいです。
鮎は、藻や苔・プランクトンしかたべないので、ワタに苦みがありません。

  • 旬は秋:脂がのってて、香りも楽しめる
  • 6~8月ごろ:若鮎は骨も柔らかいため、丸ごと美味しく食べられる
  • 9~10月ごろ:卵を持った「子持ち鮎・落ち鮎」は普通の鮎とは違った味

また鮎が食べたくなってきました!笑

行った時の情報
  • 時期:2024年7月中旬頃(平日)
  • 天気:曇ときどき雨/気温27℃(前日:曇のち雨)
  • 移動手段:車
  • 滞在時間:2時間弱
  • 費用:忘れた(一品料理やビールものんで一人4千円弱だったかな?)

※時期などによって異なると思いますので、詳しく知りたい方はお店へ問いあわせてください。

この時の旅行プランは、こちらをご覧ください!

今回は車で。

栃木県道338号芳賀茂木線

栃木県道338号芳賀茂木線を通って、斜めに下る。白糸の滝の横を通り青い大瀬橋の下をくぐる道から向かいました。白糸の滝も少し見てみようかと思ったら、あっという間に通り過ぎてしまったので今回は断念。

道中は整備された山道なので、ドライブも楽しいです。

大瀬観光やなの駐車場

駐車場はこんな感じで、見晴らしも入りやすさも◎でした!混んでいる時には行ったことないので、分からないのですが混んでいても駐車しやすそうですね。

食事処への入り方

1階は炉端焼きで、2階は食堂です。

写真にある青い橋が「大瀬橋」で、やなは設置工事中だったので、ショベルカーが見えています。

暑かったですが曇天のおかげで過ごせる気温だったので、炉端焼きでいただきました!

入口近くに食券販売機があって、そちらで食券を購入しました。ペイペイで払う場合は、お店の人に声をかけるとカウンターで支払えました。

席に着いたら、カウンターの裏の方から墨を運んでくれました。奥の方からブロワー(らしきもの)で墨に火をつけていらっしゃいました。暑い中ありがとうございます!笑

暑かったですが、那珂川横なので風も気持ちよく過ごしやすかったです。ちょうど簗の工事中だったので、機械を見るのも面白かった笑

まずはビール!ありがとうビール!

平日の空いている時期に行ったので、普段は出来ないけどと鮎のセットまでしてくれました!鮎が焼けるまでの間は、鮎のお刺身と鮎ご飯をいただき鮎三昧で大満足です。

鮎の塩焼き動画(音はありません)

少し前のお祭りの屋台で鮎を見かけてからずーっと食べたかった鮎。お祭りの屋台で見た時は、1匹千円で物価高騰を感じましたが、1人前 4匹 2,300円(墨代込/2人前から)でこんなに美味しくて景色もよくて最高でした!

私は、ハイシーズンを避けて行きがちなので、体験したことがないのですが、やな漁の体験やじゃぶじゃぶ池で池遊びや川に降りて水遊びも出来るみたいです!(写真を撮り忘れて、記憶もあいまいになっていますが、いけすもあったような)

今度はやな行ってみようかな~

鮎を堪能したら、食事処の外を散策してみました。

食事処のすぐ横に、大瀬園地があります。

後から調べてみたら大瀬園地は、鎌倉山の麓に広がる自然公園らしいです。町営と私有地で分かれていますが、歩いている分には、一帯になっているのでどこからかの区別はよく分かりませんでした。ごめんなさい!笑

蛇籠(じゃかご/竹の籠に石を詰めたもの)置き場もありました。蛇籠を並べて置いて上流からの流れを集めて、竹を組んで舞台のような台をつくり鮎を取るそうです。

魚魂碑があるのも、こういう場所ならではですね。お魚さんの命に感謝。

大瀬園地の看板のすぐ横を歩くと那珂川に降りられます。

那珂川と鎌倉山と食事処
那珂川の動画(音あり)

当日も前日も雨が降ったりしているので少し濁っていましたが川はいいですね!冷たくて気持ちよかったです。

写真に写っている大瀬橋(青い橋)の奥に見えるのが鎌倉山です。大瀬園地をスタート地点にして、鎌倉山を往復する登山(ハイキング)コースもあるみたいですね。車で見逃した白糸の滝の横に鎌倉山登山口があったのでそこから向かうんでしょうか。

今回は行けてないですけど、先ほど調べてみて、次回行ってみたいなと思ったので、下調べのメモ。

下調べメモ

鎌倉山は、標高216mの低山でハイキングにいいかも?

  • 町営駐車場に車を停めてスタート
  • 大瀬観光やなの駐車場の方が広いので、車を停める時は注意
  • 白糸の滝も見てみたい
  • 展望台がある
  • 神社と鳥居がある
  • 初冬には雲海が一望できるかも
  • 頂上付近まで車で行けるかもしれないらしい
  • ハイキングなら往復1時間で行ける?(体力ないから長くみておこうかな)

大瀬観光やなに行ったときの思い出でした。料理は鮎以外もあって、シーズン以外は蠣もだしているみたいなのでオススメです!

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